ウェブの専門家と #PokemonGo。
2016年7月25日公開

PokemonGo をやらない人には3種類いる:
- 本当にどうでもいい人。
- どうでもいいと言いつつ、5分おきにプレイヤーを羊呼ばわりして比較したくてたまらない衝動を抱える人。
- 完全にパニックになるウェブの専門家。
この3つ目のカテゴリーが一番予測できて、一番うざい。説明しよう。
僕らの一定数は、何年もインターネットで働き、定番のツールを使いこなし、全体的に、そのツールを使うときに自分たちがずっと正当で有能だと感じている。ツイートを投稿するのに最適な時間帯、Instagram でいいねを稼ぐのに最適なハッシュタグ、Facebook で成果を出すのに最適なキャッチコピーなどの記事を読んできた。それは全部できる。
問題は、そう、できるんだけど、僕らは、VTC(配車サービス)の到来を見たときの、汚い年寄りのタクシー運転手と同じ反応をすること、つまり構えて、新参者を罵ることだ。
なぜ? 彼らがぶっ飛んでいるから、彼らが大勢だから、そして何より、僕らが彼らのようにはできないから。
同じ現象が Snapchat でもあった。ウェブの専門家のほとんどが完全に乗り遅れた。そして何より、確信に凝り固まり、超怠け者になって、新しいものを発見し実験する意欲を失った。僕らよりずっと速く、ずっと強く使いこなす若者が多すぎる。
SNS でも、ゲームでも、ウェブのどんな新しいものでも、それを理解しようと努力し、試し、何より年下から学ぼうとするより、「役に立たない」「ばかげてる」と言うほうがずっと簡単だ。それは弱さを認めることになるし、僕らは専門家なんだから、弱いわけにはいかない。
というわけで、公園でポケモンを捕まえようと走る連中の画像を見てクスクス笑い、完全に自分たちを追い越していくこの現象を、ばかにしたりけなしたりする切り口を、必死に頭をひねって探している。
これはただ、もう一度僕らの顔に叩きつける。インターネットのスケールでは、僕らは年寄りで遅く、Snapchat を理解し終える暇すらないうちに、もう別のものを学び直さなきゃいけない、そしてくそ、うんざりだ、と。
僕らはクソみたいなタクシー運転手になったのだ。
筆者: Paingout


